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| (2007年10月23日掲載) |
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9月、アハマディネジャド大統領はイブラヒム・シャイバニ中央銀行総裁の辞表を受理し、後任にTahmasb Mazaheri(マザヘリ)氏を任命した。今回の辞任劇をみると、「ア」大統領が自分の考えに反対する閣僚は辞任という形ではあるが、実体は解任に追い込んでいる。この背景には、大統領自らの人気取り政策を進め、2008年3月の議会選挙に勝利し、2009年の大統領再選に向けて遮二無二突き進んでいる姿が浮かび上がる。 ◆ シャイバニ総裁辞任理由 大統領と総裁が経済・金融政策に関する立場の違いが大きくなり、総裁が最早耐えられなくなったことが原因。政策をめぐる対立点は、
◆ 後任のマザヘリ総裁について 新総裁の経歴は、 ・イラン輸出開発銀行総裁 ・ハタミ政権で経済問題担当大臣 ・ボンヤード(財団)理事長 歴任している。マザヘリはイランの指導層に近い。マザヘリが示した国営銀行改革案に「ア」大統領が感銘したとの報道もある。今後の中央銀行は政府に近くなるだろう。 ◆ 「シャ」総裁の評価 「シャ」総裁は、前任のヌールバクシュ総裁の突然の死後に総裁に就任。米国インディアナ大学経済学博士の学位を持ち、テヘラン大学で教鞭をとっていた。国際金融界では政治と通貨政策を切り離し、限られたコマの中で物価上昇と戦ってきた手腕を評価する声は高い。また、中央銀行の独立性を強める努力に対し、評価を受けている。米国や国連の制裁によりイランは国際金融界の中で孤立している中での辞任はイラン中央銀行にとってマイナスのダメージを蒙るだろう。 |
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| 以上 |
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| (幹事 中嶋 猪久生<なかじま・いくお> ) |