2007年6月末を目途に合意見込みのGCC・EU自由貿易協定

(2007年6月5日掲載)

 長期に亘り交渉を続けているGCCとEUの自由貿易協定(FTA)について、EUの外交関係者達は、アラビア語紙アル・リヤド(2007年5月31日付)に、議長国としてのドイツの終了する2007年6月末までには結論が出されようと述べている。


 以下では、同紙に掲載された3名のEU外交関係者の本件に関する見方を紹介することとしたい。


ウルスラ・プラスニック/オーストリア外相
1) 両社は残された論点について出来るだけ早急に終えようとしている。
2) 残された全ての問題は専門家によって2007年6月末までに解決されるので、議長国としてのドイツの任期の切れる以前にGCC・EU自由貿易協定は調印されよう。
3) 最近リヤドで開催された第17回GCC・EU協議では、両者は残された全ての問題を解決しようとしていた。こうした熱心さは、GCCとEUに根付く両行関係を示すものである。

②アナ・ファティガ/ポーランド外相
1) GCC諸国と協調・協力しようとの強い政治的意思がEU諸国に感じられる。
2) ドイツは本件で全力を尽くすので、協定は調印されることになろう。
3) 我々はブリュッセルで開かれる6月の次回会合まで待たねばならない。
4) 我々は、EUの議長国としてのドイツの任期が切れる前に、残された全ての技術的問題が解決され協定が調印されることを望んでいる。

③イタリア外相補(氏名不詳)
1) EU諸国もGCC諸国も、6月にブリュッセルで開かれるEU・GCC協議前に、協定を結論づけるために必要な技術的問題を終わらせる重要性を技術委員会に伝えている。

(6月1日、記)
<関連情報>

相互協力を検討中のGCC(湾岸協力機構)とASEAN(東南アジア諸国連合)【4/27】

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(幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>)