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| (2011年3月1日掲載) | ||||||||||||||||||||||||||||
カダフィの支配地域が狭まっている。しかしカダフィの一族は、首都トリポリで最後まで戦う姿勢を見せている。軍などの暴力装置の動向に注目が集まっている。そもそもリビア軍は、そして秘密警察は、どのような構成になっていたのであろうか。 政権の安全を守るために、カダフィの息子などが指揮する複数の私兵的な組織が競合するように配置されている。したがって、強力な一元的な組織の軍は存在しない。それが現在の状況を複雑にしている背景となっている。さらにカダフィの去った後も混沌とした状況が予想される。それは、エジプトの場合のように軍が国家の統一と安定を維持する役割を担うのは期待できないからである。以下は詳細である。
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| (2月28日、記) |
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| <関連情報> ●ベンガジで暫定政府作りを始めたアブドル・ジャリフ前法相とリビアのソマリア化を警告するセイフ・イスラム・カダフィ氏【2011/3/1】 ●国連安全保障理事会が政権幹部らへの金融制裁や渡航禁止を主な内容とする制裁決議を全会一致で採択したリビア情勢(2月24日~26日の情勢)【2011/3/1】 ●多くのアラブ諸国で反政府デモや生活改善を求めるデモの行われた2月25日の金曜日【2011/3/1】 ●「3月11日」の金曜日を「怒りの日」として首都リヤドでデモ行進をすることを訴え始めたサウジアラビアの若者たちや労働者たち【2011/3/1】 ●アブドゥラ・サウジアラビア国王の帰国を待っていたかのように提出された知識人や学者等からの政治・経済・社会改革を求める書簡【2011/3/1】 ●首都トリポリを決戦の地として守りを固めるリビアのカダフィ大佐と同市に向けて進む反乱軍を交えた反政府勢力(現地時間:2月24日までの情勢)【2011/2/25】 ●手術後の療養を終えての帰国に合わせるように総額360億ドルもの新規経済対策を発表したアブドゥラ・サウジアラビア国王(現地時間:2月23日までの情勢)【2011/2/25】 ●政府側が政治犯の釈放と裁判の中止を決める一方、反政府側は過去最大の数万人規模のデモ行進を行ったバハレーン(現地時間:2月22日までの情勢)【2011/2/25】 ●軍の発砲で二百人を超える死者が出るなか東部都市ベンガジの制圧を断念したと見られるリビアのカダフィ政権(現地時間:2月20日までの情勢)【2011/2/22】 ●国内東部地方の反政府デモの抑制に全力を傾注していると思われるリビアのカダフィ政権(現地時間:2月19日夕刻までの情勢)【2011/2/22】 ●治安部隊による真珠広場からの反政府勢力の強制排除や軍の発砲による取り締まりへの反発の高まりから一転軍を撤退させ対話を呼びかけてきたバハレーン国王(現地時間:2月17日~19日の情勢)【2011/2/22】 注:関連情報は編集部が付記した。 |
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| (国際政治学者 高橋和夫<たかはし かずお>) http://ameblo.jp/t-kazuo |