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| (2011年6月7日掲載) | ||||||||||||||
2011年6月1日付けのイスラエルの『ハーレツ』紙のインターネット版によると、同日にテルアビブで開かれた会議で昨年9月に引退した前のモサドの長官のメア・ダガンが、対イラン攻撃に反対の意見を述べた。ダガンのイラン攻撃への反対は既に良く知られている。先月も「イスラエル空軍によるイランの核施設爆撃は、これまで聞いた話の中で一番馬鹿げている」との発言がメディアに流れた。 この会議での発言の要旨は;
イスラエルのネタニヤフ首相は、イランの核兵器開発はユダヤ人国家の生存を脅かすと論じ、その阻止のためには全ての手段を行使すると繰り返してきた。つまり軍事力に訴える選択をも排除しない方針を明らかにしてきた。 そうした政府の方針がある中での、前長官の公の場での発言の真意は何か。イスラエル政府の戦争への準備にダガン前長官が本当に懸念を抱いており、公然と政府を批判する異例とも言える発言となったのか。あるいは、イランを油断させるための手の込んだ陽動作戦なのか。 紹介するまでもなくモサドはイスラエルの対外諜報機関で、その「活躍」は伝説的でさえある。ダガンは、2002年にタカ派のシャロン首相に任命されて以来、8年間にわたりモサド長官の要職にあった。2007年のシリアの原子炉の爆撃、2008年のドバイでのハマス幹部の暗殺などは、ダガンの在任中の事件である。こうした「武勇伝」の人ダガンの警告の意味は何か。様々な憶測を引き起こしている。 |
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| (6月3日、記) |
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| <関連情報> ●イスラエル企業によるイラン制裁破り【2011/6/3】 ●外国企業を対象としてイランに対する新たな二通りの制裁を発表した米国のオバマ政権【2011/5/27】 ●中東における米国、イラン、トルコの三つ巴の争い【2011/5/24】 ●イランとの関係改善について説明するためにGCC主要国を訪問したエジプトのイサム・シャラフ首相【2011/5/2】 ●イランのハメネイ最高指導者との関係の悪化振りが明らかとなったアハマディネジャド大統領【2011/5/2】 ●イランの次の大統領候補として名前の浮上したマシャイ大統領顧問【2011/4/28】 注:関連情報はJAMEEF編集部が付記した。 |
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| (評論家 高橋和夫<たかはし かずお>) http://ameblo.jp/t-kazuo/ |