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| (2011年12月16日掲載) | ||||||||||||||||||||||||||||
先般の議会選挙で第一党となったモロッコの穏健イスラム政党「公正発展党(PJD)」のアブデリラフ・ベンキラネ党首は、2011年12月9日、同党の主導する新政権において女性達にイスラムの服装コードを押しつける考えのないことを明らかにした。公正発展党(PJD)は、国内で依然力を持つ世俗派や外国人投資家、観光客にイスラムの規範を押し付けない点を明らかにすることで、海外からの投資や観光客の継続的な流入を維持しモロッコ経済の浮揚を目指す戦略と推察される。因みに、同日のアブデリラフ・ベンキラネ党首の主な発言は以下の通りであった。
また、公正発展党(PJD)のムハンマド・ヤティム事務局長も次のように語り、アブデリラフ・ベンキラネ党首と同じようにイスラムの規範を国民に強要する考えのないことを強調している。
今般、音楽祭などについて公正発展党(PJD)の高官がわざわざ言及したのは、ムハンマドⅥ世国王が音楽祭を支援することが多いなか、同党の高官たちが音楽祭を堕落したものとの理由で批判した経緯があったためである。但し、今般、同党の高官は、抗議が起きたのは音楽祭の道徳性に対してではなく、シャキーラやカイン・ウェストなどの音楽祭で支払われる法外な入場料に対してであると説明し理解を求めている。 |
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| (12月14日、記) |
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| <関連情報> ●穏健イスラム政党公正発展党(PJD)が第一党となった憲法改正後初のモロッコ議会選挙(11月27日時点)【2011/11/28】 ●弁護士ストライキの発生したアルジェリアと失業中の学生デモの発生したモロッコ【2011/10/28】 ●議会選挙のボイコットを訴える反政府デモを始めたモロッコの「2月20日運動」【2011/9/30】 ●依然小規模な抗議デモの続くチュニジア、モロッコと民間のラジオ局・テレビ局を認めるメディア改革を発表したアルジェリア(9月13日時点)【2011/9/16】 ●2011年予算で決めた「補償基金」への支出額を約3倍に引き上げたモロッコ政府【2011/9/9】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか よしき>) |