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| (2011年4月15日掲載) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リビアの反体制派を後押しする「連絡調整グループ」の第一回会合が、2011年4月13日、カタールの首都ドーハで開催され、反体制派向けの一時的な財政支援の仕組みの創設が必要であることや、引き続きカダフィ大佐の退陣を求めて行くことで合意した。「連絡調整グループ」は、2011年3月29日にロンドンで開催されたリビア情勢を巡る外相級の国際会議で設置が決められたものである。ロンドンでの同会議には欧州主要国、一部アラブ諸国のほかアラブ連盟、国連等が参加していた。 シェイク・ハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャービル・アル・サーニ・カタール首相兼外相とウィリアム・ヘイグ英外相が共同議長を務めた第一回「連絡調整グループ」会合は、主に以下を内容とする最終声明を発表し閉幕した。 表 第一回「連絡調整グループ」会合の最終声明(要点)
今回の会合で合意された財政支援の方法について、国民評議会で経済・財政相を務めるアル・タルフーニ氏は、同日ベンガジで次のように語った。
タルフーニ国民評議会・経済財政相が言及した武器類の購入については、以下に見るように今回の会合の参加国の間でも供与の是非を巡り意見が分れた。 <シェイク・ハマド・ビン・ジャシム・カタール首相兼外相> ★武器供与の是非は議論の主要部分を占めた。 ★リビア国民が自衛のために必要とするものは何であれ供与する。 <ヘイグ英外相>
<フラティニ伊外相>
<スレファン・アケル・ベルギー外相> ★国連安保理決議が反体制派への武器類の供与を容認しているとは思わない。 <ウェスターウェレ・ドイツ外相> ★リビア問題は軍事的には解決できない。 <匿名希望の米政府高官> ★「物質的支援」に何が含まれるかでは、参加国ごとに見方が異なっていた。 <仏政府高官:3月13日のパリでの英仏首脳会談後>
<キャメロン英首相府声明>
<マウリジオ・マッサリ伊外務省報道官:カタール会合の前に> ★リビア反体制派への武器供与はカタールでの会合で議論されよう。 <国民評議会:ツイッター上で>
尚、停戦の可能性についてリビア攻撃を主導したフランスのジュッペ外相は、2011年4月13日のカタール会合後の共同記者会見で次のように語り、その可能性を否定しなかった。
2011年3月29日のロンドン会議には参加を認められなかった国民評議会だが、今回の会合では、これまでの成果や参加国の任務に関する議論及び評価の部分に参加し積極的に意見も述べている。因みに、国民評議会のマフムード・ジブリール首相が、今週米国のワシントンを訪問することが決定した。米国務省のトナー副報道官代行が2011年4月13日、定例記者会見で明らかにしたところでは、国民評議会のマフムード・ジブリール首相は訪米中にスタインバーグ国務副長官や国防総省幹部等と会談する予定となっている。 他方、先般米財務省から新たな資産凍結対象者リストに加えられたリビア政府のズリティニ財務・計画相は、2011年4月13日、トリポリで記者会見し、凍結された在外資産額等について次のように語った。
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| (4月14日、記) |
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| <関連情報> ●リビアからの石油輸出と同国への石油製品の供給に関与したことを公式に認めたカタール(4月12日時点)【2011/4/15】 ●アフリカ連合(AU)特別委員会代表団の仲介案を拒否したリビア反体制派の国民評議会(4月11日時点)【2011/4/15】 ●仲介案を手にリビアを訪問中のズマ・南アフリカ大統領を団長とするアフリカ連合(AU)特別委員会の代表団(4月10日時点)【2011/4/12】 ●反体制派による100万バレルの石油輸出は成功したものの政府軍の攻撃で東部の油田の生産が停止したリビア(4月7日時点)【2011/4/12】 ●軍事的には手詰まり状態に陥るなか反体制派に対する新支援策とトルコによる停戦の行方が当面の焦点のリビア情勢(4月7日時点)【2011/4/12】 ●軍事から外交に焦点が移行してきたリビア・カダフィ政権と反体制派の戦い(4月6日時点)【2011/4/8】 ●反政府デモによる中断後初の原油輸出を試みるベンガジのリビア反体制派勢力(4月5日時点)【2011/4/8】 ●固有名詞は挙げずに指導者の交代は不可避とインタビューで発言したリビアのシュクリ・ガーネム国営石油会社(NOC)総裁【2011/4/8】 ●カダフィ大佐の退陣を含む停戦案を巡り推進派と反対派に分裂する子息たち(4月5日時点)【2011/4/8】 |
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| (幹事 畑中 美樹<はたなか よしき>) |