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| (2010年2月5日掲載) |
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イランのアハマディネジャド大統領は、2010年2月2日、国営テレビのインタビューで、「イランは低濃縮ウランの備蓄分が、燃料化される数ヶ月間、海外に留め置かれても何ら問題はない」と述べ、これまでの姿勢を移転して、IAEA提案を受け入れる姿勢を見せた。同大統領は、主として次のように発言した。
このイランの新たな対応について、米国務省のPJクローリー報道官は同日、次のように答えた。
今回のアハマディネジャド大統領の発言でポイントとなりそうなのは、低濃縮ウランが海外で留め置かれる期間とイランが低濃縮ウランを一度で引き渡すのか否かである。西側諸国は前者については、低濃縮ウランの高濃縮化には1年かかるとして丸々1年が必要としている。 このほかアハマディネジャド大統領は当日のインタビューで、米国内で拘留されているイラン人とイラン国内で拘束されている米国人の引き換えについて次のように語り、交渉が進んでいることを明らかにした。 ★ 可能なのかどうか交換に関する協議が行われている。 ★ 全ての拘留者が解放されることを望む。 イラン政府は2009年12月、米国の刑務所で拘留中とする11人のイラン人のリストを明らかにした。その中にはサウジアラビアで行方不明となった科学者やトルコで消えた元イラン国防省高官も含まれている。アハマディネジャド大統領は、「自分は彼らの解放に努めることを約束したが、米高官の中には交渉を損なう振る舞いを行う者もいる」「米国の刑務所には数多くのイラン人が拘留されている」「米国は第三国でイラン国民を誘拐してきた」(http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle-east/8494772.stm)と述べ、米国内で一定数のイラン人が拘留されていると主張した。 シェーン・バウエル氏、サラ・シュールド女史、ジョシュ・ファッタル氏の3人の米国人が、2009年7月、イラク北部のクルド山岳部をハイキング中に誤ってイラン領内に入りスパイ容疑で拘束されている。 |
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| (2月3日、記) |
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| <関連情報> ●イランに対する新経済制裁についてはあくまでも慎重な姿勢を貫く中国政府【2010/2/5】 ●資金洗浄の阻止を名目として預金引き出し額に上限を設定したイラン政府【2010/2/2】 ●イランへのガソリンの輸出国としての地位を構築しつつあるマレーシアのペトロナス【2010/1/29】 ●前提原油価格を1バレル当たり60ドルで作成したイランの2010/2011年度予算【2010/1/26】 ●国際原子力機関(IAEA)に逆提案し低濃縮ウランの国外持ち出しを拒否していたイラン【2010/1/22】 ●イラン製の低濃縮ウランと第三国提供の核燃料の同時交換の交換場所の候補国に日本の名前も出てきたイランの提案【2010/1/8】 ●核開発を巡るIAEA提案の回答期限が経過するなか保守派と改革派の対立で2010年を迎えたイラン【2010/1/6】 |
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| (幹事 畑中 美樹<はたなか よしき>) |