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| (2009年9月8日掲載) |
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サウジアラビアの元駐米大使でサウド外相の兄弟でもあるトルキ・ビン・ファイサル・ビン・アブドィルアジズ・アル・サウド王子が、2009年9月4日、米国の大量のエネルギー需要を満たせるエネルギーは石油以外にないので、むしろ中東との相互依存性を深めるべきであると述べ、米国のオバマ政権の打ち出した中東エネルギーからの自立を目指す政策は非合理的であると批判した。 オバマ米大統領は大統領選挙期間中から、中東石油への依存を終わらせるべきであると主張し、世界最大の産油国であるサウジアラビアにとっては耳障りなキャンペーンを展開していた。そのオバマ米大統領は就任以来、CO2の削減を目指すとの観点から化石燃料の利用を削減するグリーン・エネルギー政策を標榜している。こうしたオバマ米政権の政策を牽制するため、トルキ・ビン・ファイサル・ビン・アブドィルアジズ・アル・サウド王子は、イタリアの”Ⅱ Sole 24 Ore紙“に記事を掲載しオバマ政権のエネルギー政策を批判した。 トルキ・ビン・ファイサル・ビン・アブドィルアジズ・アル・サウド王子は、同記事で概要次のように主張している。
トルキ・ビン・ファイサル・ビン・アブドィルアジズ・アル・サウド王子が、今般、改めて米国のエネルギー自立政策を批判したのは、米上院が大企業の排出する温室効果ガスの数量に上限を設けようと広範囲にわたるエネルギー・環境法案の提出を準備しているためと思われる。ブッシュ前政権時代には米国の対イスラム・中東政策からぎくしゃくした米国・サウジ関係であったが、今後はエネルギー・環境政策を巡り軋轢が高まる事態も予想される。 |
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| (9月5日、記) |
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| <関連情報> ●日本の総選挙の結果をアラブ世界はどう受け止めたのか~サウジ発行の英字紙「アラブ・ニューズ」社説から【9/4】 ●原子力発電所の建設に向けて努力中であることを明らかにしたサウジアラビアと懸念するイスラエル【8/28】 ●原油価格低迷の影響はあるもののサウジ経済は底堅いと見る国際通貨基金(IMF)【8/21】 ●イスラエルとの関係改善を求めるオバマ米政権の要請を明確に拒否したサウジアラビア【8/4】 ●サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の訪問で対米投資の継続や米ドル連動性の維持を求めたガイトナー米財務長官【7/28】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |