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| (2009年11月6日掲載) |
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イサム・イーサ・アル・フマイダン司法長官は2009年10月30日、「ドバイ・プロパティーズのハシム・アル・ダッバル会長は自己の立場を利用し、不正に数百万ドルの利益を得たとの横領容疑で約10日前から拘束されている」「我々は毎日同会長を追及しており、同会長も弁護士抜きで説明することを承諾しつつある」(ブルームバーグ通信 2009年10月30日)と電話インタビューで答え、ドバイ・プロパティーズのハシム・アル・ダッバル会長を拘束していることを明らかにした。ドバイの法律では21日間の拘留が認められている。 周知のように、ドバイ・プロパティーズはエマール・プロパティーズとの合併交渉の最中にある。UAE最大のデベロッパーであるエマールは前週、ドバイ・プロパティーズやサマ・ドバイ、タトウィールとの合弁交渉は順調に進んでいると明らかにしたばかりであった。ハシム・アル・ダッバル会長は、2009年8月、ドバイ・ホールディングが新たに設立した不動産会社の会長に任命されていた。 エマールによる関係不動産会社の統合には、不動産物件の供給を管理し、供給過剰を防止することで必要以上の値崩れを防ぐ狙いがある。エマールが2009年10月22日に明らかにしたところでは、統合される関係会社の資産は合計1940億ディルハム(約529億ドル、約4兆7600億円)に達する一方、負債総額は134億ディルハム(約36.5億ドル、3300億円弱)に留まるとのことである。 ドバイの司法当局は2008年に入ってから汚職容疑で不動産会社の役員の逮捕を続けており、これまでにデヤール開発のザック・シャヒン前会長や不動産融資会社のタムウィールのアーデル・アル・シラウィ最高経営責任者などが逮捕されている。 尚、ドバイ・ホールディングは2009年10月31日、電子メールで声明を発表し、横領容疑で拘束されたドバイ・プロパティーズのハシム・アル・ダッバル会長に代えて、アフマド・ビン・バイアット代理会長を任命したことを明らかにした。また同社は同メールで、今後については司法当局による捜査の行方を見守りたいとの姿勢も明らかにした。 |
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| (11月3日、記) |
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| <関連情報> ●UAEの自動車販売は2010年には好転し5%台の伸びと予測するドバイ商工会議所の報告書【2009/11/4】 ●合計19.3億ドルのイスラム債(スクーク)を発行し新たに資金を調達したドバイ首長国【2009/10/30】 ●格付け会社のスタンダード&プアーズによればドバイ首長国の今後3年間の返済額は500億ドル【2009/10/20】 ●ドバイの債務800億ドルは経済規模・成長率から見て妥当な範囲との見方を示したHSBC中東【2009/10/14】 ●金融不正事件の関連で新たにドバイ警察に拘束されたドバイ・イスラミック銀行の前最高経営責任者(CEO)【2008/10/24】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |