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| (2009年3月3日掲載) |
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国際通貨基金(IMF)が今般明らかにした調査によれば、GCC6カ国で現在進行中のプロジェクト額は2兆1930億ドルである。国別内訳は、UAE9180億ドル、サウジアラビア6320億ドル、クウェイト2700億ドル、カタール2140億ドル、オマーン1140億ドル、バハレーン440億ドルと、UAEが全体の約42%を占め断然第一位となっている。
IMFはUAEのプロジェクト額が大きい理由として、同国がいち早く石油依存経済からの脱却を目指したこと及びインフラ近代化に着手したことを挙げている。UAEは住宅不足を解消するとの意味もあって不動産部門に力を入れているが、収入多角化の観点から石油化学及び工業プロジェクトも重視している。UAEで進行中のプロジェクトを部門別に見ると、不動産部門の6074億ドルに続くのが、インフラ部門の1375億ドルで、以下、石油・ガス部門720億ドル、電力・水利部門660億ドル、非石油工業部門200億ドル、石油化学部門136億ドルとなっている。 IMF報告書は「GCC諸国の進行中プロジェクト・リストを見ると各国ごとに多角化の対象分野は異なっている。しかし、どこの国でも供給隘路の解消、経済の多角化、雇用創出を目指している」「インフレが短期的には最大の課題として浮上してきたので、供給不足を解消し能力を拡大するために、住宅とインフラ部門に巨額投資が注がれている」と分析している。国ごとの特徴を見ると、バハレーンとオマーンは観光に焦点を当てている。UAEは不動産及びサービス部門に力を注いでいるが、サウジアラビア、クウェイト、カタールはインフラ開発を重視している。但し、サウジアラビアは炭化水素関連部門への投資を通じたシナジー効果も目指している。 プロジェクトの部門別内訳をGCC諸国全体で見ると、不動産部門が9600億ドルで第一位であり、インフラ部門が4300億ドルでそれに続いている。石油・ガス部門は4210億ドルと僅かの差ながら第三位である。以下は、電力・水利部門が1750億ドル、石油化学部門が1420億ドル、工業部門が650億ドルとなっている。 |
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| (3月2日、記) |
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| <関連情報> ●金融機関に積極的な融資を促すオマーンの有力不動産デベロッパー【2/27】 ●国内銀行の貸し渋りを嘆くサウジアラビア国内の建設関係企業【2/27】 ●不動産価格の低下した今こそドバイにビジネス拠点を移す好機と見る専門家達【2/27】 ●依然2兆5600億Dh(6980億ドル)の建設事業が進行中のUAE【2/13】 ●1兆3000億円弱にものぼるGCC6カ国で進行中の保健関連事業【2/10】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |