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| (2009年7月31日掲載) |
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アブダビ政府系のアーバル・インベストメンツは、2009年7月27日、バージン・グループ(英)の宇宙旅行事業部門のバージン・ギャラクティックの株式の32%を2億8000万ドルで購入する予定を明らかにした。アブダビ取引所のウェブサイトにバージン社と共同で声明を掲載したアーバル・インベストメンツは、本取引がまだ米国ほかの規制当局の許可を得る必要のあることを説明すると共に、衛星発射装置用として別途1億ドルの投資を約束したことも明らかにした。 アーバル・インベストメンツのカデム・アル・クベイシ会長は声明の中で、「このパートナーシップは技術・研究・科学を草の根レベルで根付かせるというアブダビの壮大な計画に合致するのみならず、中東地域の観光首都となるとの目的を補完するものでもある」(エミレーツ・ビジネス紙24/7 2009年7月28日)と述べ、新たな投資のもたらす効果を強調した。 アーバル・インベストメンツが今般株式を取得しようとしているバージン・ギャラクティックには、既に360社超が投資している。また世界純の約300人が前受け金として一人当たり4000万ドルを支払いバージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップⅡ」の座席を予約した形となっている。同社の「スペースシップⅠ」は、既に2004年以降、3回に渡り宇宙飛行を行っている。「スペースシップⅡ」はそれを引き継ぐ最新宇宙船で2009年中での試験飛行が予定されている。バージン社のニック・フォックス広報部長によれば、アーバル・インベストメンツは、この宇宙船の建造や飛行システムに要する資金面の面倒も見ることとなっている。 アーバル・インベストメンツによる追加の1億ドルの投資は、衛星の発射能力の向上やアブダビ宇宙基地の建設費用として使われる。同基地が建設されれば、勿論、中東地域ではその種の施設としては初のものとなる。先に紹介したアーバル・インベストメンツのカデム・アル・クベイシ会長は「自分はパートナーシップの締結を嬉しく思う」「バージン・・ギャラクティックは宇宙旅行の分野では指導的立場にあり、短期間のうちに潜在的な市場性を確立した」「我が社は今回のダイナミックな事業を通じてアブダビに新たな機会の道を開くであろう」(同上)と語り、投資の意義を重ねて強調している。 |
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| (7月29日、記) |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |