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| (2009年4月30日掲載) |
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イスラエルの“Jaffa Sweetie Israel PO‘との表示のついた柑橘類のポメリット(グレープフルーツとポメロをかけ合わせたハイブリット果物)が、イランの首都テヘラン内外の市場(マーケット)で見つかり大きな問題に発展している。イラン国内のメヘル通信社は、既に“Jaffa Sweetie Israel PO‘の表示のついた果物の詰まった箱類の写真を掲載している。またIlna通信は、在庫品が売られることはないと伝えている。 イランのムハンマド・レザ・ナデリ関税副長官は、「報道を聞いても信じられないが、仮に入ってきているとすれば非公式チャネル経由に違いない」「検査官のみならず輸入業者も法律類を知っているので、僅か数トンの商品のために危険を冒すはずはない」(http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/8017823.stm)と語っている。ジャッファ産のオレンジ類は、甘く種が少なく皮が向き易いことで知られる。 今回の発覚を受けてイラン政府当局は、関係者を司法の下に連れてくることを国民に約束した。また、ホセン・サファイエ・テヘラン果物野菜配送センター所長は、違反者が方の下で裁かれることを望むと共に、イラン国民の宗教・革命の教えを無視して利益を得ようとするものを決して許さないと強い調子で語っている。 ムハンマド・サディク・モファテハ副商業相は、我が省が輸入許可証を発行したと証明できるものがいるのならば1兆イラン・リアルを支払うと語り、犯人は省内にはいないことを強調した。同副商業相は、現政権に反対する勢力がイスラエル産とのラベルを貼った可能性があると述べている。イスラエルでは現在毎年約600トンの果物類を生産しているが、そのうちの約40%が新鮮過日として輸出されている。 他方、イスラエルのハイ・ビンヤミニ柑橘類生育協会事務局長は、イスラエルのハーレツ紙に、「ジャッファというブランド名が知られておらず、また求められてもいない国家(注:イランを指す)で、ブランドを偽造する理由が分からない」(タイムズ・オブ・インディア 2009年4月27日)と語り、イランを困惑させるために何者かが意図的にイスラエル産との表示をしたとの見方に疑問をさしはさんでいる。 |
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| (4月29日、記) |
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| <関連情報> ●旱魃の影響で世界最大の小麦輸入国に転落した穀物類の自給を目指すイラン【2009/4/24】 ●一転してイスラエル国籍の男子テニス選手の入国を認めることにしたドバイ首長国【2009/2/24】 ●波紋を広げるイスラエル国籍の女子テニス選手に対するドバイ首長国によるビザ発給拒否問題【2009/2/20】 ●イスラエル通商代表部の閉鎖を明らかにしたカタールと外交関係の凍結を表明したモーリタニア【2009/1/20】 ●イスラエル・ボイコット事務所の再開を求めるバハレーン議会外交・国防・治安委員会【2008/11/4】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |