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| (2009年4月17日掲載) |
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シェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・ナヒヤーンUAE大統領兼アブダビ首長が、2009年4月14日、シェイク・ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥームUAE副大統領・首相兼ドバイ首長の案内でドバイ首長国の主要プロジェクトを視察し、ドバイの経済開発がUAE経済に大きく貢献していると述べた。 アブダビからドバイ入りしたシェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長一行は、ドバイのジュベール・アリ地域で待っていたシェイク・ムハンマドUAE副大統領・首相兼ドバイ首長と合流し、まずドバイの開発のシンボル的存在ともなっているドバイ・マリーナ及びジュメイラ居住地区を訪れ、居住用・商業用・娯楽用に建設中の諸施設を視察した。一行は、その後、パーム・ジュメイラを見てからUAE建国の署名式の行われたユニオン・ハウスに向かい、そこでUAE国旗を背景に記念写真に収まった。 そこからシェイク・ザーイド大通りを走り抜けた一行は、世界一のビルとして知られるブルジュ・ドバイの建つ一帯で進行中のプロジェクトの状況を見て廻り、最後にザアビール宮殿で歓談した。シェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長は、「シェイク・ムハンマドUAE副大統領・首相兼ドバイ首長のビジョンはUAE政府の統合戦略の一部を成すものであり、我々は指導者として、これらによってUAE国民の生活条件が改善し、教育水準が向上し、国家と国民の安定・強化に資することを求めている」「我々はこうした成功及びこの偉大な国家が成し遂げたことや真のアラブの遺産・文化・価値に誇りを持たねばならない」(ガルフ・ニューズ紙 2009年4月14日)と述べ、ドバイの開発プロジェクトの成功とUAEへの貢献を称えた。 さらにシェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長は、「UAEの各首長国で進行中のプロジェクトは、相互に補完しあっており、UAE経済を発展させ、UAEの中東及び国際社会での地位を向上させるものである」と続け、ドバイのみならず、UAE各国の開発プロジェクトがUAEの地位向上に寄与している点を強調した。これを受けてシェイク・ムハンマドUAE副大統領・首相兼ドバイ首長は、「シェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長がドバイ及び全UAEの開発プロジェクトに関心を抱き、注視しているのは素晴しいことである」と語り、シェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長を称賛した。 尚、今回のシェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長のドバイ視察には、以下の政府要人が同行した。
今回のシェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長一行のドバイ訪問は、アブダビ・ドバイ関係やドバイの政府系企業の資金繰りへの懸念などの払拭を狙ったものと推察される。シェイク・ハリーファUAE大統領兼アブダビ首長がドバイの主要プロジェクトの現場を視察の上、これらプロジェクトがUAE経済、UAE国民に貢献していると発言することで、UAE内の指導的立場にある石油・資金大国のアブダビがドバイをはじめとする他首長国の経済・金融動向に深く関与し続けるとのシグナルを中東・国際社会向けに発したものと思われる。 特に、視察団にアブダビ首長国で最も勢力を誇るとされ、同時に、シェイク・ムハンマドUAE副大統領・首相兼ドバイ首長との関係も悪くないとされるシェイク・ムハンマド・アブダビ皇太子兼UAE参謀副総長とその実弟2名(シェイク・ハッザ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン国家安全保障顧問、シェイク・マンスール・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領府長官)が加わっていたこと及び、アブダビ財務庁長官も入っていたことは今回の視察がそれなりの意味を持っていたことの証左といえるだろう。また、UAE建国の署名式の行われたユニオン・ハウスにわざわざ向かい、そこでUAE国旗を背景に記念写真を撮影したことはアブダビもドバイもUAEの一員であることを改めて強調する狙いがあったものと推察される。 |
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| (4月15日、記) |
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| <関連情報> ●ドバイ経済の最悪期は脱し安定期に移行したと見る財政庁高官:ドバイ発【4/14】 ●引き続き現在勤務している国への駐在を望む外国人専門職労働者:ドバイ発【4/14】 ●銀行融資の再開や政府支援の強化で資金繰りに好転の兆しがうかがわれるドバイ:ドバイ発【4/10】 ●家族経営企業の起業支援と新規公開(IPO)で株式市場の活性化を狙うドバイ国際金融センター(DIFC)【4/10】 ●メトロ建設・道路建設プロジェクトが目白押しのアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国【4/10】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |