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| (2008年10月31日掲載) |
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サウジアラビアやアラブ首長国連邦、クウェイトなどのGCC諸国は、過去4年の原油価格の高騰による石油収入の急増から在外資産の規模も急拡大した。最終的にはこれら在外資産がクッション役となることに間違いはないことから、GCC諸国がその他の新興国のような深刻な経済・金融危機に陥ることはないと言える。但し、現実には現時点においても、利益確保を狙った外資・国内投資家の株式売却による株価の下落、国内金融機関の資金供与の厳格化による流動性の不足及びそれを原因とする開発事業・建設事業の延期・縮小、或いは高騰した地価の下落の可能性などの課題を抱えているのも事実である。そこでGCC諸国は、国際金融危機の自国への波及防止に向けて、資金注入・預金保護など改めて以下にまとめたような一連の対応策を発表・導入している。
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| (10月30日、記) |
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| <関連情報> ●ガルフ銀行での取り付け騒ぎの発生を受けて預金保護法案を承認したクウェイト閣議と低所得者向け特別融資用に国営サウジ・クレジット銀行に資金注入したサウジアラビア【10/31】 ●イスラム金融は今回の国際金融危機の影響を最小化できると説く著名なサウジ人エコノミスト【10/28】 ●サウジアラビアのG8首脳会議へのオブザーバー参加を提案した欧州連合(EU)高官【10/28】 ●2008年度予算編成の前提となる原油価格が1バレル50ドルのクウェイトと45ドルのオマーン【10/28】 ●国際金融危機の影響は相対的に軽微だがGCC諸国の2009年の成長率は低下すると見るメリル・リンチ【10/28】 ●一週間に二度も政府系ファンドの設立に言及したフランスのニコラ・サルコジ大統領【10/28】 ●先週末に比べてドバイ、アブダビを除いて何れも終値が下落した10月23日(木)のGCC諸国の株式市場【10/28】 ●国際金融危機の影響を受ける国内株式への政府系ファンド(SWF)の資金の注入を合法化したロシア【10/28】 ●欧州、米国の株式への新たな投資を検討することを明らかにしたリビア投資庁【10/28】 ●GCC諸国は蓄積した富で今回の国際金融危機を乗り越えうると見るメリル・リンチ会長【10/28】 ●政府系ファンド(SWF)は国際金融で果たす役割があると語る世界銀行チーフ・エコノミスト【10/24】 ●国際金融危機が深刻化するなか欧米投資に重い腰を上げはじめた政府系ファンド【10/21】 ●国際通貨金融委員会(IMFC)の承認した政府系ファンドの「行動規範」に関する声明を出したアブダビ投資庁(ADIA)【10/21】 ●深刻化する国際金融危機と中国系政府ファンド「中国投資有限責任公司」(CIC)の対応【10/21】 ●国際金融危機の発生を受け湾岸及び北アフリカへの投資を拡大するクウェイト投資庁(KIA)【10/21】 ●国際金融危機への対応策を急ぐイタリア最大手銀行ウニクレディトの株式を買い増したリビア【10/21】 ●クレディ・スイスの100億フランの資本増強の一部に協力するカタール投資庁(QIA)の子会社カタール・ホールディング【10/21】 ●拡大する国際金融危機への対応策を指示したサウジアラビアの最高経済評議会(SEC)【10/21】 ●大きく4グループに分けられる過去1週間のGCC諸国の7株式市場の動向【10/21】 ●「国際金融危機の影響の防止」や「株式市場の立て直し」「投資家の信頼感の回復」に向けて機敏に政策・声明を発表するGCC諸国【10/21】 ●サウジアラビアを除いて何れも下落となった10月15日(水)のGCC諸国の株式市場【10/17】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |