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| (2008年10月10日掲載) |
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“Bloody Sunday for stocks”(GN10.6), ‟Markets’ Plummet around the globe”(GN10.7), ‟Dubai stocks plummet for the second day in a row”(同左), ‟UAE real estate and banking see another day of decline”(GN10.8), ‟Collateral Damage”(GN10.9), ‟Another nightmarish day for local markets”(同左)。これらは何れもドバイ発行のガルフ・ニューズ紙を飾った大見出しである。 アラブ・イスラム世界は9月一杯、全般的にビジネスの不活発なラマダン(断食)期間であった。10月1日からはラマダン明けの祝日となり、そのまま週末に入ったことから、ラマダン明けの初の取引日となる10月5日(日)の株式市場の動向が注目された。しかし、各国の株式市場は、取引開始と同時に、売り一色となった。結局、例えばドバイ金融市場の一般指標は▲6.86%(▲283.35ポイント)急落の3844.27で同日の取引を終えた。因みに同日の下落幅は2006年3月14日以来のものとなった。同様に、アブダビ証券指標も▲4.72%(▲186.88ポイント)の▲3769.84で引けた。 地元のエコノミストは「国際的な株式市場は先週(9月最終週)大きく下げたが、GCC・アラブの市場は休日のため開いていなかった」「そのため、取引明けの今日(10月5日)、海外の動きを後追いするように、集中的な売りがあった」「世界的な景気後退は不可避のように見える。そうなれば、GCC・アラブ諸国もその影響を免れないとの心理が急速に広がっている」と分析する。 また、GCCの株式アナリストは「例えば、UAE中央銀行は500億ディルハムの緊急融資スキームを創設したが、現下の流動性危機から見れば十分とは言えない」「融資が厳格化しているので、投資家は、不動産会社や金融機関の中の業績の芳しくないところは大きな打撃を受けると見ている」「このため、特に不動産企業や銀行の株式が一挙に売られている」と分析する。 GCC諸国の株式市場の時価総額は10月8日時点で、既に7700億ドルまで低下した。週明けからの4日間だけでも約1800億ドルの減少となった。尚、GCC諸国の10月8日の株式指標は以下の通りである。また、各株式市場の10月5日~10月8日の動きは図表の通りである。
図表 GCC諸国の株式指標の推移(2008年10月5日~10月8日) ![]() ![]() 出所:ガルフ・ニューズ紙、2008年10月9日 |
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| (10月7日、記) |
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| <関連情報> ●対米投資に慎重な姿勢を取るGCC諸国のプライベイト・エクイティ【10/10】 ●米国発の金融危機の影響を受けはじめたGCC諸国のシンジケート・ローン市場【10/7】 ●国際金融危機による世界経済の大幅後退の防止には国際的協調行動が不可欠と説く国連総会出席のGCC諸国の首脳達【10/3】 ●湾岸出張報告:サブプライム・ローン危機の第二波と湾岸SWF(政府系ファンド)の対応【9/26】 ●再燃した国際金融不安と湾岸産油国の政府系ファンド(SWF)の対応【9/26】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |