![]() |
||
|
||
| (2008年2月29日掲載) |
||
カタール・ディアル不動産投資社は2008年2月中旬、リビア政府と合弁企業となるリビア・カタール不動産・観光会社を設立するとの契約に調印した。同社の本社はトリポリに置かれ、資本金は1000万リビア・ディナールとなる。カタール・ディアル不動産投資社の広報官は「我が社は、当面、リビでの公益サービス、観光、産業事業、インフラ及びこれらに関連する諸活動に関わる開発・建設・操業である」と語り、リビアでの様々な開発事業に特化する意向を明らかにした。 さらに同広報官は「合弁企業はリビアで居住用のみならず、商業用、観光用の不動産投資事業を推進する」「また合弁企業はインフラの改善に努めつつ、海水淡水化や下水処理、エネルギー供給、発電といった都市の居住者が必要とするサービスを供与することでリビア国民の生活の向上にも寄与したい」と今後のリビアでの抱負を述べている。 加えて、カタール・ディアル不動産投資社のナーセル・アル・アンサリ最高経営責任者(CEO)は「我が社はリビアの近年の経済成長や経済開発に強い印象を受けている」「我が社はリビアの観光産業の再活性化につながる持続可能な様々な開発事業を始めることで、リビア経済自体の再活性化に貢献したいと考えている」「我が社はリビアのような急速に成長する新興経済国で最先端を走ろうとしていることに誇りを感じる」「リビアでの合弁企業の設立は、中東、北アフリカをはじめとする発展する世界の各地において持続可能な投資事業を進めるとのカタール・ディアル不動産投資社の任務に即したものである」と意気込みも新たに述べている。 尚、先発のドバイの開発事業企業の後を追うように海外事業を積極化しているカタール・ディアル不動産投資社は、最近だけでもスダン、シリア、イエメンでの開発事業を明らかにしているほか、英国の由緒ある場所であるチェルシー・バラクッスの20億ドルで購入契約を終えたばかりである。 |
||
| (2月26日、記) |
||
| <関連情報> ●リビアのアル・ワハダ銀行民営化の入札で有力候補に残ったアラブ銀行【2/29】 ●リビアの第一回経済回顧年報の作成を受注したオックスフォード・ビジネス・グループ【2/19】 ●バハレーンのガルフ・ファイナンス・ハウスと「エネルギー・シティ」事業に取り組むリビア【2/15】 ●UAEのアル・グレア財閥系企業と製油所近代化事業の枠組協定を締結したリビアのNOC【2/12】 ●イタリアと長年の懸案事項であった移民協定に調印したリビア【1/11】 |
||
| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |