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| (2008年8月26日掲載) |
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リビアのセイフ・イスラム・カダフィ/カダフィ財団総裁は2008年8月20日、首都トリポリから南へ約800kmのセブハで数千人の若い支持者を前に約1時間演説し、政治生活から引退することを明らかにすると共に、市民社会の構築を呼びかけた。 セイフ・イスラム・カダフィ/カダフィ財団総裁は同日の演説で、「自分は政治問題への介入を余儀なくされてきたが、今やリビアには機構や制度があるので最早国家の問題に介入しないことを決定した」「自分は外交政策や多くの問題、例えば、開発、住宅等々の問題に強く介入してきた」「理由はそれらを解決する機構や管理制度がなかったからだ」「だが今や事情は異なり、自分が介入を続ければ逆に問題が起きかねなくなった」「自分は計画をやり終えた」「列車は線路の上を走っている」と述べ、多くの問題が、自分が加入しなくても解決されるようになったことを強調した。 だが同総裁は同時に、「意思決定の過程は数人の手に握られるべきではない」「新憲法で認められた市民社会、独立した報道機関、司法制度を構築すべきである」「組織に基づく国家作りのカウントダウンが始まった」「カダフィ大佐の政治哲学に基づく市や町を単位とするジャムフーリヤ制度を改革する必要がある」と続け、現代に合致した政治体制に移行する必要性を訴えた。 また同カダフィ財団総裁はEUとの自由貿易協定について同日の演説で、「我が国は近々EUとEU市場に近々関税抜きで財を輸出するための協定に調印しよう」「EUとのこの協定は、2003年以降、欧州、米国との関係を改善してきた結果によるものである」「リビアがこのような協定に合意すると誰が考えたであろうか」「それは今や現実のものとなった」と語り、過去5年間のリビアの欧米との関係改善の成果を強調した。 |
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| (8月22日、記) |
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| <関連情報> ●ロシア訪問で武器購入と原子力発電所建設を協議したマフムーディ・リビア首相【8/19】 ●米上下両院の補償基金設立案の承認で今秋でのリビア訪問の可能性が出てきたライス国務長官【8/19】 ●懸案事項の協議のためにイタリアを訪問したリビアのバグダディ・マフムーディ首相【8/19】 ●ようやく「補償基金設立」交渉に合意し調印したリビアと米国【8/19】 ●ハンニバル・カダフィ氏の拘束・帰国後、停止されていたスイスへの原油輸出の停止措置を解除したリビア【8/1】 |
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| (幹事 畑中美樹<はたなか・よしき>) |